林明子「こんとあき」林明子 「あき」のおもり役としておばあちゃんのところからやって来た、キツネのぬいぐるみの「こん」。 あきが大きくなるにつれて、こんもだんだん古くなり、とうとう腕がほころびてしまった。 「さきゅうまちに かえって おばあちゃんに なおしてもらってくる」というこんに、あきは「わたしもつれてって」。 2人だけの、大冒険が始まった。 しっぽを電車のドアにはさまれたり、犬に砂の中に埋められたり…。 次々と大変な目にあっても 「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言い続け、あきに心配をかけまいとする、こん。 おばあちゃんの家を目指し、こんをおぶって広大な砂丘を必死に歩く、あき。 互いを思いやるふたりの友情に、胸が熱くなる。
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